
スマートフォンが普及した昨今、以前に比べ腕時計をつけるメンズの方は減っているように感じられます。
以前は身嗜みとして、時間管理として必需品であった印象ですが、今ではスマホがあれば腕時計は必要ないという風潮です。
しかし、TPOを意識しスマホの使用、確認が不可能な場合や、営業職など職種によってはこれからも変わらず腕時計は必需品としてあり続けるのではないかと個人的に感じています。
そこで、今回はニーズの変化が激しい腕時計をテーマに、メンズにおすすめの人気腕時計ブランドを紹介していきます。
腕時計の魅力
腕時計には雲上ブランドと呼ばれる世界三大時計ブランドから、お手頃に購入できるリーズナブルな腕時計まで幅広く存在します。
価格、デザイン等多種多様なので、腕時計には人それぞれ個性が出てくるものです。
腕時計の魅力とはなにか。簡単にですが、紹介していきます。
腕時計の歴史
腕時計のブランドは歴史の深いものが多く、その腕時計の歴史、ストーリー性が非常に多く存在しています。
女性には理解されにくい部分ではあるかもしれませんが、男性はモノの背景なども購入時に重視される方も多いため、このようなストーリー性のあるものに惹かれるのではないでしょうか。
特に高級腕時計などにおいてはこの歴史的背景などが非常に深いものがほとんどですので、購入前に気になる腕時計ブランドの歴史を勉強されるのも購入検討の手助けになるのでおすすめです。
ファッション性
冒頭でもお伝えしている通り、昨今ではスマホが時間確認の主流となっています。
そのため、最近では腕時計を時間確認のツールとしてではなく腕元を彩るファッションアイテムとして使うメンズの方が増えてきています。
もともと腕時計はオンオフ問わず時間の確認の他にファッション性も備えているアイテムではあるのですが、最近では個の主張、自分を演出するためのツールの一面が突出している印象です。
自身のファッションに合わせて腕時計も変えられるよう何本も所有しているメンズの方も多いです。
最近ではハイブランドなども腕時計を多く出している印象ですが、やはり時間確認のツールとしてではなく、ファッションの一部、アクセサリー感覚としての腕時計なので、時間の確認が一目でできないような奇抜なデザインのものが増えているのも特徴ではないでしょうか。
コレクション性
メンズは車などもそうですが、コレクション性のあるものに惹かれる方も非常に多いのではないでしょうか。
腕時計はがデザイン、機能などが豊富にあるのでコレクションしながら楽しまれているメンズの方も多いようです。
腕時計がコレクション性を高める要因としては、上記している歴史などもそうですが、機械式時計、クォーツ時計など機械としての魅力がコレクション性に拍車をかけている気がします。
私自身もそうなのですが、腕時計の機械を眺めることを肴に酒が飲めるほど機械の精巧さがすばらしいものがたくさんあります。
腕時計の選び方
多種多様な腕時計の中からどのように合うものを選んでいけばよいのか、何を気にしながら検討すればよいのかをご説明いたします。
ベルトの素材で選ぶ

腕時計を選ぶ際は、使用目的に合わせたデザイン性のものが必要になると思います。
その中でも一番重要になるのがベルトではないでしょうか。
レザー、メタル、ナイロン、ラバーなどがあり、その中でもさらに種類が分かれているくらい豊富な種類のベルトがあります。
仕事などのビジネスシーンで使いたいメンズの方は、レザーまたはメタルのベルトを選ぶことをおすすめします。
逆にナイロン、ラバーなどは職種によってはあまりTPOに合わないケースもあるので注意した方がいいかもしれませんね。
プライベートでは自身のスタイルに合わせた仕様で問題ないですが、カチッとした服装には仕事時同様レザーやメタル、カジュアルよりのラフな服装の際はナイロン、ラバーのほうがより合わせとしては良いのではないでしょうか。
一つの腕時計に対し、ベルトを複数用意してベルト交換をして気分に合わせて腕時計を楽しんでいただくのもおすすめです。
文字盤のデザインで選ぶ

メンズ向けの腕時計の文字盤にはおおよそ白、黒、紺が採用されているものがほとんどとなります。
この三色であればどれを選んで頂いてもTPO問わず使用可能となりますのでまずは定番の上記3色のカラーを選んでいただくことをおすすめします。
ビジネスシーンに特化して話をさせていただくのであれば、誰からもより良い印象を受けるのは白の文字盤の腕時計となります。
最近ではビジネスでもカジュアル化の傾向ですのであまり気にするほどのことではないのですが、以前のイメージだとビジネスで堅いイメージで好印象なものは白とされていました。
最近だと紺の文字盤が非常に人気なので無難な白黒ではなく紺に挑戦してみるのも良いかもしれません。
多少紺色の文字盤に抵抗のあるメンズの方は、一本目は白黒を選んで頂き、二本目以降に紺など色物を試してみるのがおすすめです。
機能性で選ぶ

こちらは多少マニアックな選び方となりますが、腕時計には時間を管理するだけでなく、様々な便利な機能がついているものがあります。
ストップウォッチ機能のクロノグラフや防水、潜水時間計測ベゼルのついたダイバーズ、第二時間帯を表示できるGMTなど様々な機能があります。
実際にこれらを使用するかというと、使用しない可能性のほうが高いのですが、技術を駆使した高機能がついているモデルは男心をくすぐるものがあるのもまた事実です。
機能性の高いモデルほど、複雑機構になるので価格も上がる傾向にありますが、機能がつくことでデザインにも変化が出ますので少しマニアックな世界にはなりますが、機能性からの選定もおすすめです。
メンズにおすすめの人気腕時計ブランド10選
SEIKO(セイコー)
こちらは定番かつ幅広い世代のメンズに大人気の日本の腕時計メーカーのSEIKO(セイコー)です。
「精巧」から由来のメーカー名となっています。
世界で初めてクォーツ時計の製作をした実績などもあり世界的にも著名な企業です。
価格帯も非常にお手頃なものから高価なものまで幅広い展開があります。
また、デザインもシンプルなものが多く世代を人気を博しており、最初の腕時計を購入しようと考えているメンズの方に非常におすすめです。
CASIO(カシオ)
CASIO(カシオ)と聞いて定番に挙がる腕時計といえばなんといってもG-SHOCKシリーズです。
カジュアル寄りなデザインの腕時計ですのでスーツなどにはあまり合いませんが、カジュアルでは王道の一本です。
G-SHOCKといえばなんといっても耐久性が高いことが魅力です。
実際に行われた実験としてアイスホッケー選手が全力で叩いても壊れないほどの耐久性という結果も残っています。
長く気楽に使える腕時計をお探しのメンズの方にはCASIO(カシオ)のG-SHOCKがおすすめです。
CITIZEN
CITIZENは国内最大手の腕時計グループです。
ムーブメント(機械体)の生産量が世界トップシェアとなっています。
こちらも価格帯に非常に幅があり、シンプルな腕時計が多いのでどんなメンズでも気軽に選ぶことができるため、ぜひ一度検討頂きたいおすすめの腕時計ブランドです。
ディーゼル
ディーゼルといえば誰もが知っている人気アパレルブランドです。
腕時計も非常に展開が多く、ファッショナブルなデザインの腕時計が多いため人気となっています。
ケース径が大ぶりな腕時計が多いため、男らしい印象のデザインのものが多くなっている印象です。
価格的にも3万前後のものがほとんどの為、比較的容易に選べるのも良い点です。
ダニエルウェリントン
ダニエルウェリントンはスウェーデンの腕時計ブランドです。
洗練されたシンプルなデザインの腕時計となっており男女問わず人気を得ています。
シンプルなデザインのためファッションをあまり選ばずに使用できるので、一本所有しているとオンオフ問わず使えて非常におすすめです。
また、カップルなどでのペア使用も人気なためプレゼントなどにも適しています。
TIMEX(タイメックス)
TIMEX(タイメックス)はアメリカの腕時計ブランドです。
主にアウトドア、ミリタリー系のデザインの腕時計が多く男らしい印象を受けます。
セレクトショップなどでの取り扱いも多く、メンズのファッショニスタの方々からも人気で愛用者が多数います。
別注なども非常に多く、カラー展開も豊富なのでお気に入りの一本を見つけて購入してみるのがおすすめです。
ハミルトン
ハミルトンはクラッシックなドレスモデルからスポーティーなモデルまで幅広いデザインを展開をしている腕時計ブランドです。
メンズに人気なモデルとして、ベンチュラやジャズマスターなどがあります。
クォーツや機械式、さらには手巻きなど様々な腕時計の扱いがあるため価格幅も広いですが、必ずお気入りの一本に巡り合える腕時計ブランドではないでしょうか。
Apple Watch
ここで少し番外編を紹介します。
言わずと知れたApple Watchです。
Apple Watchの登場が腕時計のシーンを一変させたと言われているほど腕時計界に激震をもたらした一本です。
デザインも洗礼されており、メンズのファッションにも相性ばっちりですね。
現代において、スマートフォンとのリンクはやはり強みとなっており、ファッション性、自己顕示性とはまた別の、生活の一部としての使用目的におすすめの腕時計です。
SUNTO(スント)
SUNTO(スント)もApple Watchと同じくスマートウォッチの一つとなります。
アウトドア、フィットネス、健康管理などに特化したモデルが多数あり、使用用途に応じて自身に合ったモデルを探せるのも魅力の一つです。
北欧デザインのため、デザイン性の高さもメンズにおすすめできるポイントです。
ロレックス
言わずと知れた時計の王様ロレックス。
価格は非常に高価になりますが、リセールバリューも非常に高く買って損のない、さらにいえば買ってから価値が高騰する可能性すらあるのがロレックスです。
認知度の高い腕時計ブランドなだけに、誰にでも分かってもらえるというのも所有欲を満たすポイントです。
かなり高価な買い物にはなりますが、一生モノの腕時計としての購入をされるのもおすすめです。
まとめ
今回はメンズにおすすめの腕時計ブランドについてまとめました。
腕時計の世界はかなり深く、知れば知るほど興味が湧いてくるものです。
まずはお気に入りのものをオンオフ用で一本ずつ購入し、その後興味に応じて、深堀りしていくのはいかがでしょうか。
おしゃれな腕時計をつけて、女性を惹きつけるモテ男をめざしましょう。