
皆さんはネクタイを着用していますか?
ビジネスマンや就活生のメンズの方は毎日着用していると思います。
また、私服でもフォーマルな格好をする場合にはネクタイを着用する場面もありますよね。
一口にネクタイといっても様々な種類はあり、いざネクタイを買おうとしても様々なブランドから販売されているため迷ってしまう方も少なくないと思います。
そこで、今回はネクタイの歴史を振り返ると共に、上手なネクタイの選び方とおすすめのブランドを紹介していきたいと思います。
そもそもネクタイとは

ネクタイの歴史とは
中国の始皇帝の時代、兵士達が首に巻いた布から様子
( どの役割か)を伺うといったところからはじまります。( 諸説あり)
そんな大昔から存在しているネクタイ。
今でこそどんな色を巻くのも自由ですが、相手がどういったネクタイをしているかでだいぶ相手の印象が伺えたりと初対面での自身のイメージ作りに一役かってくれます。
そもそもどうしてネクタイを締める意味があるのか
首になにかを巻くということはさまざまな意味があります。
例えばタキシードをきるときにはボウタイを結びます。
そして、キュッと1発勝負で結び跡が残ります。
言い換えると
「あなたとの会食は跡が着いても良いほど大切な時間なのですよ」
と、そこから転じて、相手に敬意を示す意味から仕事、大切な場面ではネクタイを締めるようになりました。
ネクタイのイメージからくる概念
そんな歴史もあり、
「仕事にはネクタイを締めなければ」
「ネクタイ=仕事」
こんなイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
確かに間違いではありませんがそんな堅苦しいイメージを持ち、選ぶときに頭を悩ませる必要はありません。
今の時代はノーネクタイスタイルやクールビズなどが定着しています。
多くの方が聞いたことのあるワードだと思います。
ネクタイも時代が変わり、レジメントからアーガイル、攻めのペイズリー柄など
自分を知ってもらう、自分を印象ずけるためにド派手な色だって多数そろえてます。
「どのネクタイを選べば自分に似合うのだろうか」
そのように困ってしまうほどいろんなパターンのネクタイが出回っています。
あなたがネクタイを選んでるときに
「自分の好きなの選べばいいんだよ」
このように言われたことがある方も多いとおもいます。
ただ、そんなことわかってますよね?
わかってるからこそ悩んでしまいますよね。
そんなときにきっぱり決まるおすすめのネクタイの選び方、
おすすめのネクタイのブランドを10選にして紹介していきたいとおもいます。
TPO別 上手なネクタイの選び方

冠婚葬祭

・お葬式
わかりやすい例でいえば、お葬式の場合には黒の無地のネクタイ一択です。
光沢もはいっていないのがおすすめですね。
・結婚式
結婚式などのお祝い事は、場を華やかに彩るという意味も込めて
普段より明るめの色に挑戦するのもおすすめです。
一昔前は目立たないように新郎新婦に色をもたせて…
このようなイメージがありましたが、お呼ばれされた方が色を使って見た目も鮮やかに
彩って、式を盛り上げる。
こういった考え方にかわってきていますので、少し派手かなぁといった色もおすすめです。
ただ、自己主張が強すぎるのは控えたほうがいいかもしれませんね。
商談などのビジネスシーン

相手がどういった方なのかにもよりますが、落ち着きつつも相手にお洒落な印象を与えるようなネクタイがおすすめです。
例を挙げると、
無地ではなくうっすらとシャドーで紋様がはいっているオフグリーン
などはおすすめですね。
やはりお話をすることが前提の上なので、
「つまらない着こなしだな…」
と思われることはないでしょうが
「気を遣ってるんだな」
とさらっと思ってもらえるような嫌みのない色味がおすすめです。
パーティーや飲みの場

パーティーや飲みの場なら自分の好みのネクタイで良いと思います。
私を例に挙げると、とペイズリーが好きなので良く着けていますが、
目立つ柄ですので、最初は違和感や
「変に思われてるかな…」などの不安も抱きました。
しかしいざ着けてみると
良い意味でそんなに気にされてなかったり、気付かれても
「お洒落なのつけてるね!」
などそんなに変に思われる事もないんだなと感じました。
どんな服にも共通しますが、服装は見る人は見るし、見ない人はそこまで気にしていません。
ですので、挑戦するくらいの方が着こなしの方が、コーデの幅が根本からひろがって今後ネクタイを選ぶのも楽になりますし、更にネクタイ選びが楽しくなるというメリットもあるので素直に好きなものを選ぶのがおすすめです。
このようにTPOに応じて、自分をアピールできるところがネクタイの良さです。
最低限のマナーを守りつつ、自分に自信をもってネクタイを選びましょう。
プレゼントの選び方

女性から男性へのプレゼントとして、ネクタイは鉄板のアイテムですしおすすめです。
しかし、ネクタイをプレゼントをしようと考えている女性の方も、
「プレゼントで渡す際にはどういったネクタイを選べばいいのかわからない…」
「普使っているネクタイの色が無難なので、せっかくだしいつもと違うものをプレゼントしてあげたい」
と悩まれることが多いと思います。
そんな時は上記を確認しつつ、
・プレゼントを渡す相手の方がどんな仕事なのか
・相手の方が持っているネクタイの色
・相手の方のあなたの印象
などを参考にしてプレゼント用のネクタイを選ぶのがおすすめです。
結論から言うと、
女性は男性よりも色彩の感覚が優れている方が多いです。
色味やその人に合うものを感覚で分かっている女性の方が多いので、センスの良いネクタイを他の人に言われなくても選んでいます。
自分がネクタイをプレゼントする相手を見ている張本人なので、そのままの感性が正解でしょう。
個人的な意見で雑な気もするでしょうが、アパレルで働いてる方もこのように言う場合が多いですね。
自分で選んだ上で、確認のために店員さんに意見を伺うのがおすすめです。
ネクタイにもいろんな選び方があるなーと感じて頂けたでしょうか。
お気に入りのネクタイを一本もっておくだけでも、お祝い事にも仕事にも
重宝するのでおすすめです。
次の見出しでは、安価なネクタイからちょっと高価なネクタイまで幅広くピックアップした、おすすめのネクタイのブランドを紹介していきます。
是非参考にしてみてください。
ネクタイブランド人気おすすめ10選
ブルックスブラザーズ
長い歴史を持つアメリカの老舗ブランドです。
百貨店でも見かけるので、ブランドの名前を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
ブルックスブラザーズはアメリカントラッドスタイルを牽引するブランドで、アメリカファッションを代表するアイテムを生み出したブランドとしていわれています。
そんな中で、おすすめしているのがレップタイです。
レップタイとは、光沢を持つ畝織りの生地が使われているネクタイのことです。
もともとレジメンタルタイは、イギリスの軍隊で所属を示すためのものでしたが、ブルックスブラザーズはそれをファッションに持ち込みました。
若々しい印象のあるレップタイはスーツコーディネートに爽やかな印象
与えますね。
年代的には、50代~の方から人気の印象が強いですが、もちろんどの年代の方も着用できるネクタイです。
価格帯は12000円~17000円ほどのネクタイが多いです。
ディオール オム
(yahoo!ショッピングに多数あります。)
ディオールオムは黒を基調とした細身のスーツ、ジャケット、カジュアルに
おいても全体的にタイトでスタイリッシュなフォルムで作られています。
スリムなシルエットでありつつも動きやすやにもこだわり、使いやすい商品を生産しています。
日本でも人気になってきており、勢いのあるブランドでネームバリューも抜群に高いと思います。
ネクタイも黒を基調にモードな印象です。
剣先も細いものが多く、縦に長いシルエットのナロウスーツと合わせるのがおすすめです。
ネクタイの価格帯は15000円~18000円ほどです。
ジョルジオ・アルマーニ
(yahoo!ショッピングに多数あります。)
ネクタイに詳しくない方でも、一度は耳にしたことがあるのではないかと思います。
ジョルジオ・アルマーニは世界的にも人気なブランドです。
大人の魅力がおすすめブランドで、シックであり色気のある雰囲気を題材にしたデザインのネクタイは男の着こなしを精悍な印象へと仕上げてくれます。
特にシルクをベースとしてつくりあげたネクタイは上品な仕上がりで、ワンランク上の着こなしにぴったりでしょう。
色気の出てきた40代~がしっくりくる印象ですね
ネクタイの価格帯は15000円~28000円ほどとなっています。
ポロ・ラルフローレン
アメリカのニューヨークで創設されたブランドのポロ・ラルフローレン。
シャツからボトムスまで多種にわたるアパレル商品を発売しています。
中でも、カジュアルのイメージが強いポロ・ラルフローレンですが、
元は「POLO」というハンドメイドネクタイを取り扱う店から始まったという歴史があります。
歴史を辿り、あえてこのポロ・ラルフローレンのネクタイを選んでみる。
そんなネクタイ選びも通でおすすめです。
ネクタイのデザイン性も王道を征きつつ、しっかりとした生地感で男をあげてくれることでしょう。
ネクタイの価格帯は6000円~17000円ほどと幅広くなっています。
ポール・スミス
ポップなデザインで遊び心をくすぐる、わくわくするような色使いが特徴的なブランドのポール・スミス。
このブランドの創設者であるポール・スミス氏は陽気的な性格で人々を魅了してきました。
世界中の景色や建物、その土地の独創的な風合いからヒントを得て感覚的に商品をデザインしているのです。
お洒落かつ、華やかに胸元を彩りたい方におすすめのネクタイブランドです。
また、ネクタイピンもオシャレで人気があるようですね。
20代~色味を合わせ、若さを大体的にアピールしても魅力的だと個人的に感じます。
ネクタイの価格帯は12000円~16000円となっています。
ブリューワー
ブリューワーはブランドとして110年以上の歴史を持ち、ネクタイを専門としています。
フランスを代表する老舗ブランドであるといっても過言ではないでしょう。
ブリューワーのネクタイの魅力はその素材感です。
ひとつひとつ丁寧に作り込まれた、あえて粗っぽいウール感は胸元を温かく彩ってくれるのでおすすめです。
長い歴史があり、値段もお高いと思いきや、手が届きやすい価格で嬉しいですね。
ブリューワーの強みであるウールの良さを活かしつつ、スーツもウールで柔らかい
モダンな大人を演出するのが個人的におすすめのスタイリングです。
価格帯は14000円~16000円ほどとなっています。
グッチ
グッチも皆様お馴染みのブランドですよね。
イタリアのフィレンツェでレザー専門店として生まれ、現在ではラグジュアリーブランドとして不動の地位を確立しています。
グッチのネクタイの魅力は、他のブランドでは真似できないグッチならではの精巧で上品なジャガード織りがおすすめポイントです。
おなじみのアイコニックデザイン「GG柄」をさりげなくみせるネクタイもおすすめです。
一面に主張するストライプが目を惹くデザインのネクタイも、上品でラグジュアリーな雰囲気を作ってくれます。
外装もオシャレなので、グッチのネクタイはプレゼントにもおすすめです。
ネクタイの価格帯は22000円~26000円
ステファノリッチ
1972年、イタリアのフィレンツェで生まれたブランドです。
あまり聞き覚えのないブランドかもしれませんが、ステファノリッチのネクタイの驚くべきポイントはシルクの量です。
通常の3倍も使用して作られるプリーツタイは、「ネクタイの姿をした芸術品」とファンの間で呼ばれるほどのハイクオリティです。
いざステファノリッチのネクタイを締めてみるとわかる、その繊細かつ芯の通った感覚をおすすめしたいです。
世界中の有名人にも幅広く愛用されています。
日本でいうと安倍晋三内閣総理大臣なども愛用しています。
価格帯は30000円~40000円ほどとなっています。
ターンブル&アッサー
ターンブル&アッサーは1885年にイギリスで創設されたブランドです。
数あるネクタイブランドのなかでも、世界中の人々から末長く愛されています。
ターンブル&アッサーの特徴は、なんといってもふんだんに使われた厚手のシルクと遊びの効いたデザインです。
長年に渡り思考を重ねて進化するターンブル&アッサーのネクタイは誰が見ても魅了されるつくりとなっています。
元々は紳士的な着こなしを好むイギリス紳士のために、明るめかつ独特な柄のネクタイを提案したことで有名です。
普段よりも少し違った雰囲気をネクタイで演出したい方におすすめです。
価格帯は19000円~20000円となっています。
タケオキクチ
ここにきて忘れてはいけません。
我らが誇る日本のブランド「タケオキクチ」です。
地方によっては落ち着いた40代が着るイメージのあるタケオキクチ。
しかし、本来は遊び心をいつまでも忘れないお洒落な大人をコンセプトにアイテムをつくりあげています。
ブランドの創設者、菊池武夫氏はいまでは皆が知るMEN’S BIGIの設立者でもあります。
若い年代の方から、80代でもお洒落を楽しみたい方まで選べる、たくさんのバリエーションの中からネクタイから選べます。
種類が豊富なので、好みデザインが選びやすくプレゼントとしてのネクタイにもおすすめです。
価格帯は10000円~12000円となっています。
まとめ
今回はネクタイについてまとめ、おすすめのブランドを10つ紹介しました。
ネクタイひとつとっても多くの歴史がありますね。
また、スーツに合わせたネクタイ選びも良いですが、ネクタイを主にスーツを選ぶ。
そんな合わせ方もいつもと違って楽しいかもしれませんよ。
普段何気なくつけているものも歴史を知れば愛着もわきます。
ひとつひとつを大切にして、人生の楽しみのひとつにコーディネートをプラスしてみてもいいですね。
おしゃれなネクタイを締めてモテ男を目指しましょう。