
良い香りのするメンズは、同性からも異性からも素敵に映るものです。
「香水デビューがしたい!」と思ったのはいいものの、
何を買ったら良いのか、どう選んで良いのか、イマイチわからない・・・。
そんなメンズの方へ、こちらの記事では人気の香水ブランドGUERLAIN(ゲラン)の魅力とメンズへのおすすめを紹介していきます。
ぜひ参考にしてみて下さいね。
GUERLAIN(ゲラン)とは

GUERLAIN(ゲラン)は1828年にピエール・フランソワ・パスカル・ゲラン氏がフランスで創業を開始した香水・化粧品のブランドです。
創業からは大きな発展はなかったものの、1853年にGUERLAIN(ゲラン)にとって大きな変化が訪れます。
ナポレオン三世の結婚のお祝いとして妃になるユージェニー皇后に対して、現代においても代表的で人気な香水であるオーインペリアルを献上されたことでした。
そのため、香水のボトルには皇室の紋章である蜂の模様が記され、それはGUERLAIN(ゲラン)を象徴するブランドマークとして現代でも使われています。
GUERLAIN(ゲラン)は「より美しく、責任ある世界の実現」を謳っており、アイコンにもなっているミツバチを保護する活動にも力を入れているのが特徴です。
この蜂にはデザインとしての刺激はもちろん、終わることのない持続的な美の追及においてとても重要な役割を果たしていると言われています。
このように王室に献上された歴史もあるほどの卓越された品の良さを感じさせ、環境保護にも取り組む凛としたブランドだからこそ、人気香水ブランドとして長い間愛されているんですね。
GUERLAIN(ゲラン)の香水の魅力

王室も愛用する高級感

GUERLAIN(ゲラン)の魅力といえば、まずは溢れ出る高級感のある香りです。
なんといってもフランス王室の御用達ですから、高級感で勝てる肩書きは他にないといっても過言ではありません。
他にも数々の賞を受賞するなど、香水において輝かしい歴史があるのも特徴です。
古くから洗練されたマダムに愛されている印象が強いですが、最近では男性向けに作られた香水やユニセックスなもの、また女性用に作られたものでも男性が着けて違った魅力を発揮できるようなものなども増えており、上品で大人な雰囲気を演出することができます。
あえて女性用の香水を着けることで他の人とは被らず自分らしさを演出することができるので、視野を広く持って見ると運命的な香水に出会えるかもしれません。
これはオーソドックスな香水では物足りないというメンズにはおすすめの選び方だと言えます。
ただ、どの香水をとっても間違いなく高級感を出してくれるのが、GUERLAIN(ゲラン)の大きな魅力です。
香りの多様性

高級感のある香りと言えば、甘いものやスパイシーな香りが強いものをイメージしてしまいますよね。
しかし、様々な香りの香水が用意されているというのもGUERLAIN(ゲラン)の魅力です。
バニラやサボンなど定番の甘い香りを始め、シトラス、グレープフルーツなどをベースにした爽やかな香り、スパイシーでエキゾチックな香りなどメンズでも着けやすいさわやかな香りも多いんです。
いかにも「香水を着けています!」という香りが苦手なメンズでも、手を出しやすいスッキリとしたものがたくさんあるので、香水を始めて買うというメンズの方にもおすすめのブランドです。
ファッショナブルでおしゃれなボトル

GUERLAIN(ゲラン)の魅力は香りだけではありません。
ボトルのデザインも洗練されたおしゃれなものが多いので、部屋に飾っておくだけでもインテリアとして活用できます。
GUERLAIN(ゲラン)のアイコンである蜂をモチーフにしたものから、柄が入らずシンプルなものなどデザインも様々ですね。
また、歴史あるストーリーがボトルデザインのコンセプトになっている物も多く、それを意識すると更に香水を楽しむことができるのでおすすめです。
GUERLAIN(ゲラン)の香水の価格帯

GUERLAIN(ゲラン)の香水の価格帯は4,000円~25,000円となっています。
かなり価格帯の幅が広いですね。
内容量にもよりますが、平均的には10,000円前後で購入できるもの多いようです。
GUERLAIN(ゲラン)の香水のクオリティーは他のブランドの香水と比較してもかなり高いと個人的に感じています。
なので、この価格で購入できるのはだいぶコスパがいいですね。
メンズにおすすめのGUERLAIN(ゲラン)の香水10選
オーインペリアル
・トップノート:スミレ、ベルガモット
・ミドルノート:ネロリ
・ラストノート:シトラス、レモン
こちらのオーインペリアルは、GUERLAIN(ゲラン)の代表的とも言える香水です。
ナポレオン三世の結婚のお祝いとしてフランス王室に献上された歴史があり、トークの種としても使えます。
オーインペリアルを贈られた王妃はこの香水をこよなく愛し、かなり長い間一般使用を許可せずに自分だけで楽しんでいたというエピソードも。
高貴さを感じさせる繊細なスミレの香りを始め、徐々に優しいフローラルな香りに変わります。
最後はシトラスやレモンなどスッキリとした柑橘系の香りが感じられるので香水に初挑戦の男性も着けやすいのでおすすめです。
香りの持続は長くありませんが、その分かしこまった場面や食事の席など、匂いに気を遣うべき場面でも使用することができるので汎用性に優れていますね。
シャマード
・トップノート:ヒヤシンス
・ミドルノート:ジャスミン、カシス、ローズ、イランイラン
・ラストノート:バニラ、白檀
オールゴールドで高級感がピカイチのシャマード。
着けるとヒヤシンスの甘く涼やかな香りから始まり、ミドルノートではジャスミン、カシスといったフローラルの香りが感じられます。
しかしラストに白檀のウッドな香りがくることで女性らしすぎず、メンズにおすすめなムーディーな香りを楽しむことができます。
ちなみにシャマードとは、ナポレオン時代に軍隊が降参する際に叩かれた太鼓のリズムを表す音のことなんだとか。
これを香水の名前としてつけた意味は、「太鼓に打たれたように心が震える瞬間」をこの香水の香りで彷彿とさせるということなんです。
心が震えるほどの香りをぜひ味わってみてください。
アクア アレゴリア パンプルリューヌ
・ミドルノート:クロスグリ、ネロリ
・ラストノート:バニラ、パチュリ
始めに感じるトップノートはシトラスやグレープフルーツを思わせるフレッシュな柑橘系なので場面を選ばす着けやすい香りです。
ミドルノートはイタリア・モロッコ・エジプトでのみ採取可能なタイダイから摂れるネロリの香りで、エキゾチックテイストの魅惑な香りとなっっています。
最後は甘いバニラの香りと、経過時間によってかなり雰囲気が変わるので印象に残る香水ですね。
いつ香りを感じても、爽やかで明るい太陽を思わせるような印象を与えることができます。
また、ボトルはGUERLAIN(ゲラン)のアイコンでもある蜂の巣をモチーフとしたゴールドメッシュになっており、存在感が抜群です。
ザ・GUERLAIN(ゲラン)とも言えるデザインでインテリアにもおすすめです。
サムサラ
・ミドルノート:ジャスミン、スミレ、イリス、ローズ、ナルシス
・ラストノート:バニラ、アンバー、ムスク、サンダルウッド
サムサラとは「永遠の再生」「輪廻」を意味する言葉で、名前の通り意志の強い凛とした印象を与える香りが特徴的です。
トップノートはシトラスやレモンなどのサッパリとした柑橘系の香りです。
ミドルノートのジャスミンやスミレなど気品のある深いフローラルを感じ、ラストノートは甘いバニラが鼻を抜けていきます。
始めと終わりの印象がガラッと変わり、女性にも人気のある魅惑的な香水です。
ボトルはデザインがロゴのみのシンプルなもので、鮮やかなレッドが目を引きます。
大人の色気を演出したいメンズにおすすめの香水ですね。
夜間飛行
・ミドルノート:アイリス、スミレ、カーネーション、ローズ
・ラストノート:オークモス、オリスルート、サンダルウッド、ムスク
夜間飛行はサン・テグジュペリが書いた小説をインスピレーションに、失敗を恐れることのない大胆な印象を与える香りです。
GUERLAIN(ゲラン)を代表する人気香水ですね。
名前の通り、夜空を思わせるような透明感のあるブラックを細部にあしらい、飛行機のプロペラをモチーフとした個性的なデザインもボトルが人気を博しています。
気になる香りは、始めにスイセンやジャスミンといった穏やかなフローラルが香ります。
そこから、だんだんとエキゾチックなウッドテイストに香りが変化していくので、知的で上品な印象を演出したいメンズにおすすめです。
香りの持続が長いことも人気の理由の1つですね。
クルーエル ガーデニア
・ミドルノート:スミレ、イランイラン、ムスク
・ラストノート:バニラ、サンダルウッド、トンカビーンズ
「人を虜にしてしまう」と謳われるくらい、一度つけたら病みつきになる香りのガーデニア。
男女問わず人気のホワイトムスクテイストの香水です。
名前からも連想されるように、ガーデンであたたかな太陽の日差しに包まれるような穏やかな香りが特徴です。
徐々にベルベットを始めとした、上品なフローラルテイストの香りへと変化していき、魅惑的な印象を演出します。
ボトルはクリスタルのような透明度のあるシンプルなガラスで、キャップがブラックなので男性が部屋に飾るのにもおすすめです。
細身でスタイリッシュなことから持ち運びにも大変便利だと評判なので、日中に着けなおしがしたいというメンズの人もアトマイザーいらずで嬉しいですね。
ロム イデアル
・ミドルノート:シナモン、ヘリオトロープ、プラム
・ラストノート:シダーウッド、レザー、タバコ、パチュリ
こちらは男性に合わせて作られた香水なので、香水初心者で何を買って良いのかわからないというメンズにオススメの香水です。
「知的」「ハンサム」「力強い」という魅力的な男性に求められる三大要素を感ね備える香りがイメージされています。
トップノートはローズマリー、ベルガモットといった爽やかながら知性を感じわせる品のある香り。
次にくるのがエキゾチックなウッド・アーモンドの香りで印象を強く残します。
ボトルはクリア、ブラック、ホワイトのみを使用したシンプルなデザインで、正方形のキューブのような見た目が特徴的です。
また、キャップは重厚感を感じさせるので高級感を演出することができます。
アクア アレゴリア ハーバフレスカ
・ミドルノート:スペアミント、グリーンティー
・ラストノート:シクラメン、ミュゲ、ムスク
人気のアクア アレゴリア シリーズでユニセックス用に作られた香水です。
定番の人気を誇る蜂の巣デザインはそのままに、男女どちらでも楽しめる香りになっています。
ボトル前面に淡いグリーンが押し出されているので男性でも使いやすく、見た目からさわやかな印象を受けます。
朝露に濡れた駆り立ての芝生をイメージした、自然のフレッシュさが香りのテーマとなっている香水です。
トップノートは幸運の象徴でもあるクローバーと、定番で人気のレモンといったフレッシュな香りが出迎えてくれます。
ミドルノートはスペアミントやグリーンティが織りなすスッキリとした香り。
そして最後にシクラメンやミュゲの涼やかかつ華やぎのあるフローラルが鼻を抜け、みずみずしい香りを残していってくれます。
どの瞬間をとってもスッキリとした爽やかな香りなので、誠実で若々しい雰囲気の男性におすすめですね。
シャリマー
・ミドルノート:ジャスミン、ローズ
・ラストノート:バニラ、アイリス、トンカビーン、オポパハナクス、ベンゾイン
「シャリマー」は、サンスクリット語で「愛の宮殿」という意味を持っています。
そう名づけられた理由は、インド国王と愛妃の愛の物語をイメージして作られたことから由来しています。
その由来に頷ける、とても奥深く魅惑的な香りが人気の香水です。
特徴的なボトルの1番の魅力でもある美しい曲線は、シャリマー庭園の泉の形から、扇のように広がるサファイア色のキャップは庭園を流れる噴水をモチーフとしています。
このようにロマンチックな由来のあるシャリマーは長い間人々に愛されています。
気になる香りは、トップノートはスッキリとした柑橘系が香ります。
柑橘系が和らいでくると、ミドルノートに高級感のあるジャスミンとローズの香りが広がります。
最終的にアイリスの気品とバニラの甘美さを合わせた官能的な香りが広がります。
ブランドの中でも、かなり人気の高い香水なので、是非一度は試してみてください。
ルイ
・ミドルノート:ベンゾイン、カーネーション
・ラストノート:バニラ、ムスク、ウッディノート
元々GUERLAIN(ゲラン)で人気の香水であった「リウ」という香水は、うっとりするようなフェミニンな香りが魅力でした。
その最も女性らしい香りからインスパイアされて生み出されたのがこちらの「ルイ」なんです。
こちらの香水は近年注目されているジェンダーレスを強く意識して作られた香水。
男女の境界なくすべての人に合う香水として香りが研究しつくされています。
メインは東南アジアに生息する木から採取されるベンゾインで、エキゾチックでウッディな香りが魅力的です。
後からスパイシーさとパウダリーさを感じさせるカーネーションのテイストを混ぜ合わせ、凛々しく自立した強い雰囲気の中に官能的な甘さを演出します。
ボトルはファッショナブルな八角形を採用し、GUERLAIN(ゲラン)の他の香水デザインにはないモノトーンにすることでジェンダーレスへの強い意志を感じさせますね。
ベースカラーのブラックにアクセントとしてホワイトのロゴを入れることでクールな印象になっています。
まとめ
今回はGUERLAIN(ゲラン)の香水の魅力とメンズにおすすめの人気香水を紹介していきました。
フランスの皇族も愛用している高級感あふれるGUERLAIN(ゲラン)の香水は、どれも魅力的ですね。
実際に香りをかいでみたいという方は、都内であれば新宿の伊勢丹の中にもショップがあるので、是非足を伸ばしてみるのはいかがでしょうか。
GUERLAIN(ゲラン)の香水をつけて、女性を惹きつけるモテ男を目指しましょう。